原城|島原の乱の終焉の地

原城|島原の乱の終焉の地
2020-03-03
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今回は続日本100名城かつ世界文化遺産の原城まで。
遺構は少ないですけど、大きな歴史の舞台となった貴重な場所ですね。別名「日暮城」

原城(続日本100名城)

日本のお城で世界遺産って、姫路城と原城くらい?
なんにせよ、貴重な城跡ですね。

原城へのアクセス

公共交通機関は、本数の少ない「原城跡」バス停が最寄り駅になります。

が、関連の有馬キリシタン遺跡記念館等も行こうとするとレンタカーや車で来ないと不便です。
車での来城を強くお勧めします。

昔は原城の本丸跡に駐車場があったようですが今はありません。

今は駐車場は「島原温泉真砂」っていう温泉&宿泊施設の奥に移動しています。
そして30分に1本の本丸行きシャトルバスか、無料のレンタサイクル(電動)を使って本丸へ向かいます。

原城 スタンプ設置場所

場所:有馬キリシタン遺跡記念館

開館時間:9:00~18:00
休館日 :木曜日/12月29日~1月3日
入場料 :300円(大人)

※本丸前にあるプレハブ小屋:原城跡総合案内所(9:30~16:30) にスタンプが増設されました。

ほぼ何も残っていない遺構

・島原の乱

1637年の江戸時代初期に起こった日本最大の内乱(一揆)。
原城は、天草四郎を中心とした一揆軍約30,000人以上が立て籠って、最後、幕府側に攻撃された終焉の地。

江戸幕府は、もうこれ以上一揆を起こさせないように、また原城が反幕府勢力等に二度と使われることのないように、一揆軍全員を殺して、城も徹底的に破壊したようですね。

だから、石垣をはじめ遺構は何も残っていません。空堀は良く分かりますけどね。

30,000人以上の人が無くなった地なので、霊感の強い人はめちゃくちゃ何かを感じるようです(汗)

かなり広大な原城

原城を見学するときは多分本丸を中心に巡ると思います。
本丸跡は広い敷地で、天草四郎の墓や十字架の塔などが建っています。裏はすぐに海、自然の要害ですね。

でも原城には二の丸、三の丸もあって、めちゃくちゃ広いです。

駐車場のある「島原温泉真砂」のそばが大手門。
そこから本丸まで長い距離を走るんですけど、ここすべてが原城なんですよね。

のどかな田園風景って感じがしますけど、不自然な段差は堀なんだなーと城好きは気づきますね。

・YouTubeで原城を見てみる

有馬キリシタン遺産記念館

原城のあとはセットで行きたい博物館。
原城からはアップダウンもあって容易く歩ける距離ではありませんが(汗)

館内に入ると、まず13分ほどの映像を見せてくれます。
が、これが、原城について、キリシタンについて、分かりやすくて、自分用に欲しいくらいでした。

内容も人物について詳しく掘り下げてるし、島原の乱については事細かい出来事が大きな年表とともに掲示されてます。

・有馬晴信

キリシタン大名として、キリスト教を保護して、セミナリヨ(神学校)を日本最初に設立、1852年ヨーロッパへ天正遣欧少年使節団を派遣したりと。

・天正遣欧少年使節

イエズス会員「アレッサンドロ・ヴァリャーノ」が発案。
1582年(天正10年)九州のキリシタン大名の名代として、4人の少年をローマに派遣。

織田信長が安土城下を描かせた屏風を、当時のローマ教皇(グレゴリウス13世|グレコリオ暦を採用した人)に、使節団を介して送った。※日本城郭検定 過去問

当初は佐賀の龍造寺氏と厳しい戦いをしていたようですけど、この有馬晴信がキリシタン大名として島原藩を治めてた時がいい時代だったんでしょうね。

※龍造寺氏も気になってます

子の直純からは、江戸幕府側についてキリシタン弾圧が始まる冬の時代に突入していきます。

パンフレットが無料読み物として逸品

そして何と言ってもパンフレットが詳しくて充実しています。
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」だからでしょうかね?

構成資産の一つ「原城跡」だけで、読み応え十分のパンフレットです。

他にも、潜伏キリシタン全体のパンフレットに、長崎ぶらりっていうミニパンフレットまで。
永久保存版にしてもいいくらいです。

島原城とセットで見学

原城が島原の乱の終焉の地で一揆軍側の拠点だとしたら、島原城は島原の乱の発端となった場所で幕府側の拠点です。

やっぱり対比してみた方が分かりやすいですね。

世界文化遺産の構成資産として

原城跡は、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の12の構成要素の内の1つ。

そして、潜伏キリシタンが始まるきっかけとなったことと示す資産。
なので、次に潜伏キリシタンが信仰を実践するとか共同体を維持するとか、潜伏が終わるとかの資産があるんですよね。

江戸幕府に見つからずひっそりと信仰するので、離島だったり僻地だったりするのですが・・・。

実際に行ってみて、歴史を感じてみたいと思います。時間が有れば。