世界遺産 石見銀山遺跡を見学

世界遺産 石見銀山遺跡を見学

2019-04-25

先日、長年行ってみたかった島根県にある世界遺産「石見銀山遺跡」に行ってきました。 江戸時代の前半に世界の1/3の銀を産出し、当時の日本を支えた場所です。

石見銀山遺跡の巡り方

石見銀山遺跡は、公共交通機関では行きにくいところにあるので車がおススメ。まずは石見銀山世界遺産センターへ。有料展示室は300円かかりますが見ごたえがあり、じっくり見ると2時間くらいかかります。

そしていよいよ石見銀山の散策なのですが、石見銀山内は車が走れる範囲が限られます。石見銀山世界遺産センターからバスを使うか、銀山公園の駐車場に止めて移動するかがおススメです。

銀山公園にある観光案内所では、電動付き自転車レンタルもあります。龍源寺間歩までは約2kmで登りなので普通の自転車だとしんどいですね(汗)

また、石見銀山内の端っこ龍源寺間歩と大森代官所跡は3kmほどあり徒歩だと1時間くらい掛かりますが、自転車なら移動は20分ほどで苦になりません。ので、車+レンタサイクルのセットが良いでしょう。

石見銀山大森地区
石見銀山大森地区

今回行ったのは平日だったこともあって、観光客はまばらでした。おかげさまでレンタサイクルにも空きがあり、観光施設内もゆっくり見れたのですが、お休みのお店が多かったのは仕方ないですね。その中でも、石見銀山で有名な「群言堂」さんはしっかりオープンされてました。

行けなかった石見銀山の構成資産

時間が無くて残念ながら今回行けたのは、銀山柵内っていう採掘から精錬まで銀を実際に作っていたところ。
他にも、その銀を運んだ道(銀山街道)や銀を輸出していた港(温泉津等)も、世界遺産登録されているので、また機会があれば足を運んでみたいと思います。

世界遺産検定の知識はおススメ

こんなにも石見銀山を楽しめたのは、世界遺産検定の勉強をして、世界遺産の仕組みや石見銀山の歴史などの事前知識をある程度知っていたのはとっても大きいと思います。

実際に目に見える表面的な景色だけではなく、そこに息づく歴史や当時の生活なども想像できると良いですね。きっと、石見銀山遺跡を大切に守ってきている人もそれを知ってもらいたいと思っているでしょうから。