歴史能力検定
今回は2020年最後の検定「歴史能力検定」を受けてきたのでそのコンテンツになります。
この歴史能力検定の開催日時が毎年11月最終週付近の日曜日。
これは、毎年受けている「鎌倉検定」と日程被りなので、今まで受けたくても優先順位が低かったんですね。
でも2020年はコロナで早々に鎌倉検定の中止が決まって、それならばコチラを受けようと思ったわけです。
※歴史能力検定の公式HPはコチラ
歴検 3級日本史
さて、歴史能力検定なんですけど、なんか沢山のレベルに分かれてるんですよ・・・。
まずは日本史と世界史。世界史まったく無知なので論外でした。
階級が5級から1級まで、3級は準レベルもあって、6段階に分かれています。
レベル選択は後述しますけど、最終的には3級(本命)と準3級(滑り止め)の併願に決めました。
では、歴史能力検定3級日本史の概要です。(公式HPからの抜粋)
・目的
大学入試の内申書の為に。歴検を取得したい。
・レベル
高校で学ぶ基礎的な歴史知識を問う試験です。
社会人や高校生が自分の歴史知識を試すのに最適です。
・出題形式
出題数50問、4肢択一問題、50分
・合格基準
正解率60%が目安(試験により変動)
自分のように、道楽で人生を楽しむために歴史をかじってる人からすると3級は程よいレベルみたいですね。
4択問題も標準的、60%と合格基準が低いのはちょっと難しいからかな?
歴検3級日本史の勉強法
では、どのようにして歴史能力検定3級日本史の勉強をしてきたのか?
今回はちょっと参考にならないかもしれません。今までの積み重ねというかスタートラインが違いすぎるかも。
・過去問を解く
でました!こういう検定モノの定番「過去問訓練」ですね。
ですが、今までのご当地検定のような使い方ではありません。
今回は、歴史能力検定のどの級を受けるか判断として直近過去1回分だけをやりました。
・絶対受かる級
・少しチャレンジングな級
の把握、そして、出題方法を把握するだけです。
この歴史能力検定は受験の目的に「内申書に書く」みたいな事もあって、ご当地検定のような道楽検定とは一線を画します。合格させるための検定じゃないので、過去問と同じ問題は殆どでないんです。
だから、過去問のやり過ぎはあまり意味ないかなと思いました。
・今までの総力戦
そして歴史能力検定は当たり前ですけど日本史全体が出題範囲。
幅広く総合力が試される検定です。「この(特定の)時代は得意」じゃあ通用しない訳ですね。
なので、一から勉強すると物凄く合格まで時間が掛かると思います。
自分がこの検定にチャレンジしたのは、今までの積み重ねを生かせると思ったからにほかなりません。
今まで数年にわたって有名でそれなりに難しいご当地検定を勉強してきたこともあって、全くゼロから覚えなおすなんてことは無いんです。とはいえ2、3年前の内容もあるので忘れてることもありますけど、復習したらすぐに頭に記憶が戻ってきます。
そんなこんなで、日本史の歴史を分解していくと、今までの積み重ねがどれほどまで有効か分かります!
・旧石器時代~弥生時代(主に)
・奈良時代(主に)
・平安時代(主に)
・鎌倉時代(主に)
・室町時代~安土桃山時代(主に)
・江戸時代(主に)
とはいえ、ご当地検定でその時代すべてを網羅するわけじゃないですけど、結構賄えるもんです。
・近現代史のみ勉強
今までの積み重ねが全くない分野(ご当地検定等で対応できなかった時代)は、明治時代以降の近現代史。
ココが歴史を勉強するうえで、現実世界に一番役に立つと思うんですけど、史実がしっかり残ってるから多くで細かい人物や出来事がでてきて大変なんですよね・・・。
という訳で、近現代史は「まんが日本の歴史」と「日本史のライブラリー」の2冊を眺めて読んでという感じで勉強してました。
勉強と言っても、人生を左右する受験でもないし、知ることは楽しいから嫌々やってませんし、超お気楽です。
机に座って、難しい参考書を読んで、ノートで纏めてなんてことは一切やりませんよ。
当日の試験会場
さて、歴史能力検定の試験当日です。
受験者数が多いのか?多くの都道府県で検定が行われています。
他のご当地検定とかは、わざわざ東京まで行かないとダメだったりするから近場で受けれるのは助かりますね。
今回は神奈川会場、JR横浜駅からほど近い「岩崎学園 横浜西口2号館」です。
会場は6階をほぼ貸切った状態でしょうか。受験番号表からみてMAX183人ですね。
試験会場としてはちょっと密だったかな?
年配の人が教室内を見て「こんなところでは受けれない!」って帰っちゃたくらい。(その後の行く末は不明)
そんな大げさな・・じゃなくて「気持ちちょっと分かるな」と思いましたもん。
マスクしてしゃべらないからいいけど、コロナ前と変わらなくない?前後左右のお隣さんと結構近いよ。
ただ、入口の扉は開けっ放しで、消毒液などはしっかり対策はとってましたけど。
受験生は若い方が多かったです。
出題レベルが高校の基礎レベルなので、確かに高校生っぽい人が多かったかな、親が付き添ってる小学校低学年のような子も。40~50代の大人もまあまあ居ましたけど、アウェー感が(汗)
歴検3級(歴史能力検定)の合否通知結果(合格)
歴史能力検定を受けた翌年の1月下旬(20日頃)に合否結果通知(A4の封筒)が自宅へ届きました。
※併願した準3級も同時。
封筒の中にはA4サイズの合格証(写真上)と合否結果通知。
合否結果通知には、得点と合否、合格ラインと合格率が掲載されていました。
第39回(2020年度)は、3級日本史の合格率は60.0%、準3級日本史の合格率は69.8%でした。
※前回(第39回)は3級日本史合格率43.8%、準3級合格率82.2%。
なにわともあれ、合格出来て良かったです。
ちなみに封筒には上記のような合格認定カードの案内チラシも入ってました。
良くある、財布に入るようなカードを作りますよって内容です。が、販売価格が2,500円・・・・。
1級なら格好も付きますけど、3級レベルではなんの自慢にもなりませんので、今回はパスということで。
ちなみに2級のレベルは?
さて、こういう検定モノは、合格するより上位へと行きたくなるもの。
歴史能力検定の2級ってどんな感じなのでしょうか?
・目的
高等学校卒業程度認定試験の科目免除を受けたい
・レベル
出題されるテーマは高校で学ぶ程度のものですが、比較的高度な歴史知識が要求されます。
自身のある方向けの試験です。また記述問題も出題されます。
そうそう、今回も過去問やりましたけど、結構ハイレベルって感じがしました。
私は道楽ですし歴史系のTV番組や旅行が楽しくなれればいいやっていう考え方なので「次は2級を目指す!」みたいな感じゃなく、気が向いたら2級受けてみようって感じですかねー。