今回は長野県上田市にある上田城へ行ってきました。
※上田城の公式HPはコチラ
目次
上田城(日本100名城 No.27)
上田城へのアクセス
上田城はJR上田駅から徒歩10分くらいのJR線路沿いの場所にあります。
平城ということもあり、坂道はありますけど、階段を結構上るとかそんなことは全くありません。
・電車で
上田駅(北陸新幹線、しなの鉄道線、上田電鉄別所線)は三路線と便利です。
駅前もほのかに賑わっていますし、ホテルも沢山(ルートイン、東横インはじめ)建っています。
・車で
一番近いICは、上信越自動車道の「上田菅平IC」です。
そのまま上田城までは10kmあるかないかの距離なので、すぐに到着できると思います。
一般車の駐車場は二か所。詳しい場所は、上田城のHPにて。
上田城 スタンプ設置場所
・上田市観光会館2F
日本100名城のスタンプは、上田城の二の丸橋(正門)の向かいにある観光会館2Fに設置されています。
1Fはお土産屋ですけど、2Fは大河ドラマ「真田丸」やサマーウォーズなどのディスプレイなど、たくさんの掲示がされています。(撮影禁止の物もチラホラ)
拝観料とかも不要ですし、気軽にスタンプを押せる場所です。
他には「上田市立博物館」にも。
上田城の見どころ
真田石
本丸東虎口の右手側にある城内最大の石「真田石」
再建された櫓門等
平成6年に再建された櫓門。
櫓門の左右にある南櫓(写真左)と北櫓(写真右)は、上田遊郭に払い下げられていたものを再移築。
※昭和18年~24年にかけて。
天然の要害「尼ヶ淵」
上田城の南側は千曲川の分流「尼が淵(現在は埋められている)」が流れていて、その河岸段丘上に上田城が建っていたため天然の要害となっていた。
今も、河岸段丘の崖の部分が良く分かります。
駐車場と芝生が有る場所が、旧尼が淵とのことです。
日本城郭検定 過去問題
真田昌幸が城主の上田城は平城(山城ではない)
初代上田城主は「真田昌幸(有名な幸村の父)」
1583年(天正11年)に上田城を築城しました。上田盆地のほぼ中央に位置した平城です。
江戸時代じゃないお城で平山城じゃない城って珍しいですけど、南側は尼ヶ淵の河岸段丘があり絶壁。
百閒掘もそなえ、2度の上田合戦で徳川軍を撃退した頑丈なお城。
真田昌幸の父「真田幸隆」の居城は真田本城
・真田幸隆
1513-1574。戦国時代の武将。真田昌幸の父。信濃の在地領主で武田氏の家臣。武田二十四将。
真田氏の歴史は幸隆から3代にわたって続きます。(幸隆-昌之-信之・幸村)
真田本城は、真田一族発祥の地の真田郷にあった。上田城に移るまで真田氏の本城。
藩主の屋敷門が高校の正門に使われている
現在の上田高校がある場所は、その昔、上田藩主(真田信之など)の居館があった。
今は、土塀、濠、土塁が高校の周りを囲っている。
上田城 その他
野球場の観覧席は堀を流用
上田城の二の丸外には百閒堀があったようで、現在はその跡地を活用して市営野球場になっています。
野球場が掘りだったと考えるととっても広いですね。
そして、観覧席が堀の内側を利用しているとのこと。そう考えると面白いですね。
上田城跡公園市営野球場
上田電鉄の「さなだどりーむ号」
上田駅と別所温泉を結ぶ上田電鉄別所線には、さなだどりーむ号という車両が運行しています。
自分が乗る電車がさなだどりーむ号かはHPで要確認ですけど、外観だけじゃなくて、車内も真田一族に関するディスプレイ(ゆかりの地とか、年表とか)になっていて勉強になります。
上田城の歴史
上田城の歴史です。上田市観光会館の2F入口に設置してあります。
真田信之が居なくなってからの上田城の歴史(仙谷家、松平家など)も、せっかくなので知っておきたいですね。復元している上田城も、資料が良く残っている江戸時代が中心になるとおもいますし。