犬山城|国宝&現存天守12城の一つ

犬山城|国宝&現存天守12城の一つ

築城:天文6年(1537年)|織田信康(織田信長の叔父)
現存天守12城の一つ

国宝犬山城の公式HPはコチラ

犬山城(日本100名城 No.43)

犬山城へのアクセス

・電車で

名鉄犬山駅が最寄り駅です。名鉄名古屋駅から特急で約25分。
めちゃくちゃ近いという訳ではないですが、江戸時代からの味のある犬山城下町を楽しく歩けます。

名鉄犬山遊園駅もありますが、メインの道じゃないですね。

・車で

東名高速道路「小牧IC」から国道41号線経由で、11km(約25分)の距離にあります。

城下町に入ってしまうと歩行者も多く、コインパーキングもあまりないので、犬山駅周辺で止めてしまうのが良いかもしれません(特に、土日祝日)

犬山城 スタンプ設置場所

・犬山城管理事務所

日本100名城公式ガイドブック等には城郭内と書かれていますが、2020年11月現在は、本丸に入る料金場ゲートの2Fにある事務所内に置いてあります。

ちょっと分かりにくいの要注意です。本丸にお土産屋さんの左の建物です。

犬山城の見どころ

国宝の天守

犬山城は国宝です。入場料は550円。交通系ICカードも使えました。
コンクリート造りで再建とかではないため、中は資料館や博物館のようにはなっていません。

当時のままの木造建築物の中を見学します。

で、めちゃくちゃ階段が急です。足が悪い方とかは、登りも大変だけど、下りはより大変だと思うので、無理されない方が良いと思います。

木曽川に守られた後堅固のお城

犬山城は南に向かって、曲輪が並ぶ連郭式のお城。
北側は木曽川が流れているため、自然の要害となってますね。

まさか木曽川を渡ってこないと思ってたら、池田恒興(織田家重臣の一人、後に秀吉に仕える)が渡って城内に侵入したって言うんですから凄いです。

日本城郭検定 過去問題

犬山城は三重四階地下二階の構造&付櫓

犬山城は典型的な望楼型天守。外見は三重ですけど城の中は4階建てです。石垣は野面積み
中に入れば分かりますけど、天守に行くまでに急な階段を3回登ります。

そして、石垣の中は地下扱いで、地下二階構造です。お城の入口は地下二階。
つまり天守に行くまでに6階分登らないといけない大変なお城。

そして、天守南東側がちょっと出ています。付櫓がくっ付いた「複合式天守」です。

別名「白帝城」

犬山城の中に、ポツンと犬山城の別名の説明板があります。
流してしまいそうですけど、日本城郭検定では過去何回も出題されている傾向があります。

白帝城、荻生徂徠、李白の詩、とか、全て覚えた方が良いです。

犬山城 その他

江戸時代の城主は成瀬氏

犬山城で覚えておきたいのが「成瀬氏」。尾張藩の付家老。

2代将軍の徳川秀忠から犬山城を拝領して、以降、幕末まで城主を務めた一族。
明治24年の濃尾震災で、その成瀬氏が天守の所有となって、平成16年まで個人所有の城として知られてました。

犬山城は国宝なので、城内は資料館にはなっていません。
城の外に「犬山市文化資料館(城とまちミュージアム)」という、館内写真撮影OKでミニチュアなどが面白い建物があります。

観覧料が300円(大人)です。
国宝犬山城(550円)も行くのであれば、セット券が760円となるのでお得になりますよ!

お城巡りに役立つ本