今回は栃木県足利市にある足利氏館(武士の居館)に行ってきました。
目次
足利氏館(日本100名城 No.15)
鑁阿寺の公式HPはコチラ
足利氏館へのアクセス
足利氏館は駅から徒歩圏内にあるため公共交通機関でも便利です。
ただし、本数が少ないので、電車か車かの選択は自宅からの行きやすさによると思います。
・車で
北関東自動車道の足利ICが最寄りになります。
そこから国道293号線を走ること10km(約20分)程度ってところでしょうか。
施設の近くには駐車場も沢山ありますし、特に平日だと満車になる心配は殆どありません。
※鑁阿寺境内や隣接する太平記館に無料の駐車場があります。
・電車で
JR足利駅(両毛線)と東武足利市駅(伊勢崎線)の二つの駅が利用可能です。
足利氏館に近いのはJR足利駅(徒歩約10分ほど)
東武足利市駅からは渡良瀬川を渡るので距離が延びますが、徒歩約10~15分ってところでしょうか。
駅前が栄えているのはJR足利駅です。
ルートイン、東横インなどのチェーン店ホテルなどが並びます。コンビニもあります。
電車の本数が多いのは東武足利市駅です。1時間に2~3本。
JR足利駅は日中になると1時間に1本です。。。
足利氏館 スタンプ設置場所
鑁阿寺本堂
日本100名城のスタンプは鑁阿寺本堂の前に設置してあります。
鑁阿寺は拝観無料なので、スタンプを押すのに特に費用はかかりません。
今流行りの御城印(500円)もありますね。御朱印は400円でした。
足利氏館の見どころ
鎌倉時代の方形居館
築城(築館)は平安時代末期~鎌倉時代初期の頃。
お城ではなくて、水堀と土塁で囲まれた方形の姿をした館跡です。
同類の施設に、武田氏館っていうのもありますね。
武田氏館は大きくて一周すると大変ですけど、足利氏館は一周は手ごろな散歩距離です。
現在、館跡内は鑁阿寺っていうお寺になってますが、方形の形や水堀と内側にある土塁ははっきりと分かりますね。水堀にはカモや鯉、亀さんなどが住み着いてます・・。
鎌倉と姉妹都市の足利へ😊
— kagolabo@鎌倉 (@KagolaboJp) October 5, 2020
真っ先に足利氏館(鑁阿寺)行きますわな。大御堂は国宝。
楼門は13代足利義輝再建なんですね。向井理〜。#足利 #鑁阿寺 pic.twitter.com/ai5SiTroTW
足利氏一門の氏寺の鑁阿寺(国宝)
鑁阿寺は、1196年足利義兼(足利氏2代目)が館内に持仏堂を造ったのが始まり。
1196年なので鎌倉時代が出来た頃、足利尊氏はもっとあとの時代ですね。
足利義兼と源頼朝
足利氏館の北側には奥の院通りという整備された道があります。
ちょっと進むと右下のような説明板があって、
源頼朝が藤原泰衡を討つ為に奥州平泉出かけたが、従兄弟の足利義兼もこれに同行とあります。頼朝の従兄弟!
二人は奥州で毛越寺に感激して、
源頼朝は鎌倉で永福寺を、足利義兼は足利で樺崎寺(現樺崎八幡宮)を建立したと。
鎌倉との繋がりを示す面白い案内板でした。
日本遺産「足利学校」
鑁阿寺のすぐ横に、日本遺産「足利学校」もありますから、寄り道も良いですね。
昔は「坂東一の学校」で有名だったらしいです。
創建説には答えが出てませんが、関東管領「上杉憲実」が学校を整備したり、書籍を寄進(今は国宝)したり、鎌倉円覚寺から禅僧快元を初代校長にしたり、鎌倉繋がりを見つけることができる場所です。
日本城郭検定 過去問題
過去問の出題が見つかったら記載していきます。