お城EXPO2019で新しい繋がりを発見

お城EXPO2019で新しい繋がりを発見

2019-12-22

去年くらいから気になっていた、横浜桜木町のパシフィコ横浜で開催されたお城EXPO2019に行ってきましたよ。

お城EXPO2019

その名の通りお城についてのEXPO。
EXPOって博覧会(exposition|物品や資料などを集めて一般公開する催し)の事なんですね。

お城EXPO2019公式HP

なのでメインは「城めぐり観光情報ゾーン」だったかな?資料やチラシを配りまくってました。

当日入場も可能

さて開催日は12月21日(土)と22日(日)の週末2日間。
一般の入券は1,900円。前売りだと1,600円でした。小・中学校はもうちょっと安い。

ちょっと高いなーと思いましたけど、パシフィコ横浜の会議センター1F~5Fまで全部使って、休憩用のスペースも多くあって、イベントも沢山と、なかなかの見ごたえでしたよ。

今回はとりあえず、ふらふらーっと目的も無く訪問です。

自分に興味がある内容は、自然と目について足が止まるので本能にお任せ行動です(笑)

日本100名城パネル展

メインの会場に日本100名城と続日本100名城の計200枚のパネル展示があり圧巻でした。

鎌倉武士→足利氏館

ここで目についたのが「足利氏館」
武士っていう言葉に目が奪われない事はありません。^ ^;

他の来場者は、現存12天守とか有名な城とか見てるのに、足利氏館って・・・。

太田道灌→江戸城・川越城

他には、鎌倉ゆかりの人物「太田道灌」が築城した江戸城・川越城ですね。

妙法寺「加藤清正公」→熊本城

熊本城も気になりますね!

皆さんは震災で復興した姿に感動を覚えるんでしょうけど、自分は日蓮宗に帰依した加藤清正が鎌倉・妙法寺と関わりがあることから興味を持ってます。

光明寺「小堀遠州」→備中松山城

これは初発見。ふと見たパネルに小堀遠州の名前がありました。お城ではノーマーク。
小堀遠州を一回調べた時には主に茶人と作庭家に注目してしまったけど、建築家の一面もあるんですよね。

小堀遠州の父が備中国奉行で、備中松山城を守ることになり、荒廃した備中松山城を再建したと。
いやー知りませんでしたね。

小堀遠州とは一体何者なのか?
今回は京都に行ったときに目についた、また鎌倉検定本にも掲載されている「小堀遠州」を取り上げてみることにしました。 小堀遠州 1579-1647年。安土桃山時代か…
www.kagolabo.jp

光明寺「小堀遠州」→藤堂高虎(義父)

今回の新知識の極めつけは小堀遠州と藤堂高虎の関係ですね。
なんと小堀遠州の奥さんが藤堂高虎の娘なんですよね。義父だったんです。

これで築城の名手「藤堂高虎」が関連付けされたので、四国の主な城(大洲城、宇和島城、今治城)を始め色んな城に興味を持てるようになりますね。

んー、いろんな意味で2020年は四国の一年になりそうな感じがするな。

城の自由研究コンテスト

面白いEXPOコンテンツとしては、小・中学生のお城についての自由研究作品展がありました。

いろんな視点で沢山調べて、大掛かりな資料を作ったり見ごたえたっぷり。
なかでも、やっぱり鎌倉の切通しを城に見立てた自由研究が、心を打ちましたね!

自分が小・中学校の頃なんか歴史にまったく興味が無かったので、単純に凄いなー、これからも頑張れーと応援しちゃいますね。

お城EXPO2019のお土産

物販やグッツ売り場も充実。
関連本が定価の20%引きで売ってたりとなかなか惹かれますね。

そんななか購入したのが、やっぱり鎌倉ネタ(笑)

ねこねこ日本史に出てくるキャラクターの缶バッジ。

いやー、付けるところ無いんですけど、義経の「にいちゃん・・・」とか頼朝の「義経こらしめてきてー」とか、もう反則的な可愛さで衝動買いでした。

滞在時間は2時間ほどでしたが、かなり多くの人が座れる休憩処があったり、そこで崎陽軒の弁当が売ってたり、セミナーやトークショーなどもあったので、一日過ごせる人は過ごせちゃいますね!

今回はとにかく新しい発見があったお城EXPOでした。