いよいよ西国巡礼最後のお寺になりました。
唯一の岐阜県。そして田舎。さあ、どうやって行こうか。車か電車か、まずはココから始まりました(笑)
西国33番札所 谷汲山華厳寺
華厳寺へのアクセス
結論はレンタカーで華厳寺へ向かいました。結果、これは正解だと思います。
公共交通機関を使った電車とバスだと、相当な時間調整をしないといけないかと(汗)
ルート1:谷汲口(たにぐみぐち)経由
樽見鉄道 JR大垣駅→谷汲口駅
谷汲山バス(ふれあいバス) 谷汲口駅→谷汲山
このルートだと問題が山積しています・・・
問題1:樽見鉄道で大垣駅→谷汲口駅までの運行本数が少ない。
問題2:谷汲山バスが土日祝しか定期運航していない。
問題3:谷汲山バスの往復では、華厳寺で2時間程度滞在しないといけない。
そんなわけで、今回は新幹線の岐阜羽島駅周辺で6時間のレンタカーを借りたのでした。
レンタカーだと、華厳寺入口の駐車場代が1日300~400円のところを利用することになりますよ。
華厳寺の参道から境内
華厳寺に行ったのは11月に入ったすぐの3連休の最終日。
翌週から紅葉まつり開催のポスターがあちらこちらに貼ってあったけど、参道から参拝客で賑わっていました。
岐阜県のホントに行きにくいところにあるなぁと地図を見て思っていたので人の多さにかなりビックリ。
ホントは静かなお寺が好きなんだけどしょうがないですね。たまには賑やかなお寺も楽しみましょう。
総門~仁王門までの参道は約800m。車は一般車両通行禁止なので、ほぼ歩行者天国。歩くと10分くらいはかかります。
両端のお店をのぞいたり、食べ歩いたりすると、当然もっとかかりますね(汗)
特に掛軸仏具店も多いんですけど、結願寺よりも発願寺だったらもっと売れるんじゃないのかな?と思ったり。
そういや西国札所で貰ってきた散華。
気付いたら一か所貰い損ねてたんだけどそれがまさかの「成相寺」
いやいや遠くて行けないってば(涙)
仁王門をくぐると境内へ。今度は左右にのぼりが立っていて、本堂に向かって道が真っすぐ向かってます。
大きな本堂をお参りして、おいづる堂、満願堂へもお参りです。
いろんなところに満願っていう文字が見えて、おいづるも奉納されてたりして、
「あー、西国巡礼終わったんだなー」と思える雰囲気です。
御朱印と満願之証
華厳寺も他と変わらず本堂に納経所があって御朱印を頂くのですが、ココは御朱印が3つ。有無を言わさずです。
過去・現在・未来だそうです。だから900円ね。
これは坂東、西国、秩父の百観音霊場の中でもここだけですね。
実は、御朱印帳見て最後の札所のページが多いなと思ってたんです(笑)
坂東札所の結願寺「那古寺」の場合、
御朱印帳を見て「満願ですか?お疲れ様でした」と、また結願証(もちろん有料)があることも教えてくれました。
これが西国結願のココでは、御朱印帳が返されるだけで何もアナウンスがありません(汗)
自分で「結願なんですけど、なんか証書みたいなのあるんですか?」と聞いて、やっとこんなのありますと教えてくれました。
巡礼の種類によって全然違うんですね。
鎌倉江の島七福神でも結願おめでとう!ってあったので、西国冷めてるなーとちょっと思っちゃいました。
ちなみに、結願之証には名前と日付を入れてくれて、2,000円を納めますよ。
なにわともあれ、
平成30年8月17日園城寺から始まった西国巡礼は、無事に平成31年11月4日の華厳寺で結願を迎えました。
個人的には同じことを繰り返すが苦手なので二巡目とかはしないと思いますが、気になっているお寺への再訪はやってみたいですね!