梅雨明け早々にやってきた灼熱の7月下旬に、西国札所の最西端のお寺「圓教寺」に行ってきました!
天台宗の別格本山で、西の比叡山と呼ばれていますね。
西国27番札所 書寫山 圓教寺
今回はマイカー巡礼でした。
圓教寺の場所
車の場合は、山陽自動車道「山陽姫路西IC」から一般道へ。
バスの場合は、JR・山陽姫路駅から「書写山ロープウェイ」行き(神姫バス)を 使います。
圓教寺へはロープウェイを使わないと行けないので(登山は別ね)、まずは書写山ロープウェイ乗り場を目指します。
書写山ロープウェイ乗り場には無料の駐車場が沢山あります。高速道路の下にある第2駐車場は日陰になって夏場は助かりますね。
書写山ロープウェイ
詳しくは上記の公式HPに掲載されてますが、
始発がAM 8:30。それ以降は毎時00、15、30、45分の出発。料金は往復1,000円。乗車時間は約4分です。
屋根はありますけど空調の付いた待合室とかではないので、夏は暑く、冬は寒いかもしれませんね(汗)
書写山ロープウェイの山上駅に着いたら、広大な境内の入り口です。ここから本堂までが結構大変なんですよね。
圓教寺の境内散策
圓教寺の境内の見どころは大きく2つ。本堂の「摩尼殿」とロケ地でも有名な「三つの堂」。ここは行きたいですね。
本堂の方が手前で、三つの堂が境内の奥です。
ただし、山上駅から本堂の摩尼殿まで歩くとなると登りを約20分も歩かないといけません。
が、登山バスが摩尼殿まで運行しています。これに乗ると5分です。舗装道じゃなくてガタガタ揺れます。
片道券とかは無くて、特別志納金として500円払えば、往復乗れますよ。
今回は暑かったので特別志納金を払ってバスに乗りました。帰路は下りなので参道を歩いて帰ろうという魂胆です。
摩尼殿
本堂の摩尼殿は舞台造りになっています。
こんな山の上に、なんて大きなお堂が建っているんだとビックリします。
それにこの山全体が、ちょっとした宗教都市みたいになってますね。高野山ほどじゃないですけど・・・
西国巡礼の納経所もココにあります。
ここからさらに奥に歩いて行くと大講堂・食堂・常行堂がコの字に建つ「三つの堂」に到着します。
大講堂・食堂・常行堂
ここでは「ラストサムライ」「軍師官兵衛」などのロケ地で使われました。
食堂の2Fは宝物館になっていて、仏像やロケ時の展示がされてて、無料で拝観することができます。
3つの堂も素晴らしいのですが、堂に囲まれた大きな空間がなんとも言えません。朝礼できそうです(笑)
ここからロープウェイ山上駅までは、境内のアップダウンの道を歩いて帰ります。
距離は長いのですが「西国巡礼の道」ということで、西国札所の本尊碑が等間隔で設置してあって、それを見ながら飽きずに進めます。
特に何も見どころも無い悪夢のような4番札所槇尾寺のような感じにはならないので安心です(笑)
圓教寺の境内はほんとに広大で、見どころもまだまだたくさんあります。
あと、観音堂(摩尼殿)を彩る紅葉なんかも奇麗そうです。
何回リピートしても楽しめそうですね。登山道も6,7か所あるって言ってたので、こちらで行くのも楽しいかもしれませんね。