DAY20-3 ダルマだらけの楽しい境内(勝尾寺)

DAY20-3 ダルマだらけの楽しい境内(勝尾寺)

2019-08-16

西国26番札所、一乗寺の後は、そのままマイカーで大阪の箕面にある勝尾寺へ。

DAY20-2 兵庫県最後の札所へ(一乗寺編)
圓教寺の後は、近くにある西国札所の一乗寺(天台宗)へ。西国札所は山奥の険しい場所にあるお寺が多い印象ですが、ここ一乗寺は道路沿いにある平寺。ちょっとホッとします…
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関西に住んでいた時は箕面といえばお猿さんというイメージしかなくて、あまり行ったことが無かったので楽しみな巡礼でした。

西国23番札所 応頂山 勝尾寺

勝尾寺も最寄り駅と思われる阪急箕面駅からかなり距離があったのでバスでも大変だろうなと、マイカーを利用しました。
中国自動車道の中国豊中ICを降りて一般道を進みます。

勝尾寺の場所

勝尾寺公式HP

勝尾寺のHPによると、バスが通っているのは大阪メトロ御堂筋線「千里中央」駅から。
バスで33分。
阪急箕面駅からはタクシー利用(15分)となっています。

勝尾寺の前は大きな二車線道路が走っていて左右に駐車場があります。
京都側へ向かっている人は左側の駐車場へ、箕面側へ向かっている人が右側の駐車場へ入れたら良いでしょう。

コインパーキング形式で駐車料金は2時間まで500円です。

勝尾寺の境内

勝尾寺の入り口には奇麗で大きなお土産屋さん(花の茶屋)があって、そこで拝観料400円(大人)を支払って境内へ入ります。
ここも境内はとっても大きいです。そして奇麗です。

仁王門をくぐって弁天池にかかる橋を渡った左側にトイレがあるのですが、百貨店か!というくらい奇麗です。

本堂へは緩い石段を登ってたどり着きます。もともと山の中腹にあるお寺なので本堂前からみる眺望は最高です。
勝尾寺は真言宗のお寺。本尊は十一面千手観世音菩薩です。

境内は基本的に一方通行(時計回り)の案内がされていて、案内通りに進むと境内を一周するようにできています。

勝尾寺の境内はダルマだらけ

勝尾寺は勝運のお寺で有名です。(自分は知りませんでしたが・・・)

勝尾寺の六代目座主の行巡上人が、源氏の始祖「清和天皇」の病気平癒を祈願して成功したので「王に勝った寺」→「勝王寺」と。

そして、いやいや、王という文字は恐れ多いです。

ということで王→尾に変えて「勝尾寺」となったと。

境内の途中にある勝ちダルマ納め所には、勝ちをつかみ取った証のダルマが収められてます。結構な数です。
でも、それ以上に境内にあるのが、小さなダルマみくじのダルマさん。

境内のアチコチに置かれています。探すのも楽しいです。クスっと笑ってしまう立ち振る舞い(笑)

境内前にある石碑。勝尾寺の「寺」に挟まっちゃってます(笑)

本堂に向かう前の階段の横にある石灯篭。ダルマみくじがアチコチに(笑)

ダルマみくじが円陣組んでたり、木に挟まってたり、瓦の上は特にお気に入りっぽいですね(笑)

観音縁日の由来は勝尾寺から

観音様の縁日は18日ということで有名ですが、勝尾寺の本尊を彫刻した日が7月18日~8月18日ということで18日になったと言われてるんだとか。

これとは別に、8月10日は「功徳日(くどくにち)」。※有名な浅草寺は7月9・10日。
この日にお参りしたら四万六千日(しまんろくせんにち)のご利益あると言われてますね。

四万六千っていうのは白米一升が四万六千粒ってところから来ているそう。「一生食いっぱぐれることのないように」と。

このような教養も少しづつ知っていきたいですね。