今月の読書は「健康」に関する本に手を出してみました。
人生をよくする3つのキーワードは「お金」「健康」「趣味(生きがい)」だと思っていますが、今の自分が一番欠けているのが「健康」ですねー。
その中でも一番お金が大切だという価値観は変わりませんけど、今はコロナ問題もありますから、常日頃から健康を意識して免疫力を高めるようにしないと。
金を稼ぐために健康を害し、今度は病を治すために、稼いだお金を使う!(ダライラマ)
これって結構グサッと刺さる言葉。
健康じゃないと、趣味も出来ないし、お金も稼げないだけじゃなくて、お金を減らすんですよね。
40過ぎてやっと分かりました。でも若いときは分かんないよなー病気にならないんだもん。
目次
食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術
さて、今回はちょっと「食事」についてハードルを上げてみました。この本では、
より一歩踏み込んだ食生活改善へ
→ 病気にならないことからハイパフォーマンスの実現へ
が書かれています。せっかく食生活改善するんだったら、これくらいしたいですよね!
著者は満尾正さん
この方は栄養学の専門家。
実は、日本の医学部教育のカリキュラムに「栄養学」の文字って無いんですって(驚)
ザックリとした経歴では、医学部を卒業して、救命救急医療に従事、ハーバード大学で栄養学の研究員、アンチエイジング専門病院を開設という感じですね。
この本を読んで感じたキーワードは「栄養学」と「予防医療」でした。
健康資産を積み上げるという考え方
米国では「予防医療に100投資すれば300の医療費を節約できる」という医療経済学が提唱されているようで、栄養知識を身に付けて実践することが「健康資産」を作り上げる「投資」になる。
と書かれています。ここを読んでしまったら、やらない理由はないですね。
やらない人は、たぶん、 現実の世界でも「投資」できない人でしょうな。(口が悪いけど・・・)
知識の自己投資やお金の投資はやってきたけど、口にするものもすべて自己投資の観点は抜けてたな(汗)
「糖質関係」の内容にまずフォーカス
自分は「タバコも吸わない」し「お酒も一滴も飲まない」ので、そんな人が
・過度な飲酒を卒業する
・たばこを卒業する
なんて章を読んでもしょーが無いし時間の無駄。
先日受診した健康診断とアミノインデックス検査の結果で気になる「糖質関係」の内容を徹底的に読み込みました。(というか、自分に関係する内容なので読んでしまうw)
糖質については、自分だけじゃなくて多くの日本人が「糖質のとり過ぎ」状態にあるらしくて、かくれ糖質とか、糖質の見方とか、かなりのページを糖質関係に割いてます。(から、結構読んだな)
出来るところ&自分に重要な箇所から食事改善
この「食べる投資」では、
第2章に「実践 食べる投資」で、7つの項目毎に、食事メニュー&レシピを紹介してます。
また、
第3章では「パフォーマンスを最大化する食事術」
第4章では「食べない投資」
で、具体的な実践方法が書かれています。何も考えずに真似すればいいんです(笑)
とはいえ、全部は真似できないし、自分なりにアレンジしないとサルみたいで嫌なので、下記の通り。
・改善1.納豆を1日1パック
納豆は「リターンの大きな食べる投資」という著者のお墨付き食材。
感染症予防、骨が丈夫に、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞の予防、炎症予防など、見直しました。
納豆嫌いじゃないし、続けるの簡単そうですね。
・改善2.間食はコーヒーとチョコレート
間食大好きな自分にとってココは大きなポイントです。
大好きなコーヒーとチョコレートなので、食事改善に取り入れやすいと思いきや条件が。
コーヒーは無糖。チョコレートはカカオ含有70%以上(苦い!)で食べ過ぎNG。
今まで、微糖の缶コーヒー、甘いチョコレートだったので、全く違う食べ物(汗)
でも、慣れたら結構続けられるもんですね。
コーヒーやチョコレートには抗炎症作用、抗酸化作用とかいい効果あるみたいです。
・改善3.糖質を気にする
今までカロリーを気にしてましたが、健康診断の結果を見て「糖質」の方を気にしないとダメだと。
糖質の取り過ぎで糖尿病になったり、血糖値の乱高下を引き起こすようです。
あの天下のNASA(アメリカ航空宇宙局)さんが、
心と体の健全化のために最も重要なのは「血糖値コントロール」
というくらい。安定させることが重要。
1日の摂取糖質量を見極めて、成分表示をよく見て、コントロールしています。
まずは、この三つ(特に改善3)に集中して、慣れてきたら改善項目を増やしていく計画。
健康との戦いは死ぬまでの長期戦
最近はいろんなダイエット方法(カロリー制限、糖質制限、グルテンフリー、ファスティング等)が話題になるんですけど、あんまりダイエットに成功している人って聞かないですよね。
この原因は一瞬ダイエットに成功したら辞めちゃうから。つまり、継続できてないからだと思うんです。
長年積もり積もった体重が、それこそ一か月そこらで痩せるなんて、都合良すぎません?
長年積もり積もった悪い食生活が、短期間だけの食事改善で、健康に問題のない身体に。
なるわけないでしょ!
じゃあどれくらい継続しないといけないの? って質問が来そうですけど。
答えは、死ぬまで(永遠に)でしょ!
健康管理なんて長期戦。
だから毎年、健康診断の数字が良くなっていく事を、ゲームスコアのように楽しまないとね。
なので、まず結果は1年後の健康診断。それまではひたすら継続ですよ。
でも一か月も継続出来たら大丈夫。習慣化されて、それが当たり前の日常になっちゃいますから。
食改善を始めて3週間の結果を全て公開
まだ初めて3週間っていう超ド短期なんですけど、恐ろしいほどの結果がでましたのでちょっと公開
※使っている体重計は「タニタ 体組成計 RD-906 BK」Bluetoothでらくらくデータ転送。
食生活改善を始めたのは3月上旬くらいから。3月入ってからの落ち込みが半端ないです。
糖質を下げて、食べる量も落としたのですけど、見事に「体重」「体脂肪率」「内臓脂肪レベル」が下がりました。ちょっと改善効果が大きすぎて、逆にやり過ぎた?って心配になるくらいです(汗)
でも、食べてるだけじゃありません。
自分はランニングが習慣になってますので週4日ほど10km(歩数で言うと15000歩くらい)走ります。
過去三か月間の毎週の平均歩数です。
一日一万歩なんて超えて当然。
平均歩数は19,250歩です。
※使っている活動量計は「Fitbit Charge3 フィットネストラッカー」
食改善+適度な運動で効果を出してます。
良くある「食べるだけで!」とか「簡単に!」とかあり得ないでしょ。
こうやって、結果が目に見えるとドンドンモチベーションが上がってきますね!
この「食べる投資|ハーバードが教える世界最高の食事術」っていう本は、1,350円+税。
これで、導入編の知識を得て、将来の健康な体に向かって改善を始めることが出来ました。
1年後健康診断の結果が大きく改善するとしたら、めっちゃくちゃ安い初期投資ですね!
2020年4月の読書感想文「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」