今回は読書感想文。
数年後にこんな本読んでたなーの記録用とブログで感想を書くアウトプットを兼ねて!
FACT FULNESS(ファクトフルネス)
この本は読むと「とっても前向きな気持ち」になれる本でした。
それもあってか350ページほどの分厚い本なのですが一気に読めます。
もちろん内容も面白くて、文章も容易(専門用語も少ない)なので引っかかるところが少なかったな。
サブタイトル
ファクトフルネスのサブタイトルは
「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」
だから、ビジネス本かなと思いきや、自己啓発とか論理的思考の本でいろんな人が楽しめるかと。
また、誰も責めないし悪口も言わないから、読んでて不快な気持ちにはならない。
逆に、
安心して!
世界は着実に良くなってるんだ!
これからも良くなる!
出来ることを確実にやっていこうよ!
っていうのが著者のメッセージですね。
また、このメインの著者は本を出版する前に亡くなってるので読者に対しての遺書のようです。
10の思い込み
下記は目次の通りです。
1:分断本能
2:ネガティブ本能
3:直線本能
4:恐怖本能
5:過大視本能
6:パターン本能
7:宿命本能
8:単純化本能
9:犯人捜し本能
10:焦り本能
個人的に心に残った言葉等
ジャーナリストやニュースは人の関心を引くような悲観的でドラマチックな情報を流しやすいけど、それをこの本はジャーナリストやTV局のせいに一切しない。
(2、4の本能を突いてくる!)
かつ、犯人捜しをしても誰も得をしない。とまで言い切る。
(9の本能を突いてくる!)
っていうのは、今の日本のネット上の公開処刑にうんざりしている自分には響く言葉でした。
そしてそのような情報に騙されないように、10の勘違いしやすい本能に「自分が(消費者)」気を付けないといけないと。
そのためには、
・現在だけじゃなく過去からの推移を見よう。
・必ず比較しよう。一つの数字で大小は測れない。
・データを以って事実を正しく見よう。
最後に自分が正しくある為に「謙虚さと好奇心」を持とう。と。
謙虚さと好奇心
・謙虚さとは
本能を抑えて事実を正しく見ることがどれほど難しいか気づくこと
自分の知識が限られていることを認めること
・好奇心とは
新しい情報を積極的に探し、受け入れるといこと
自分に合わない事実を大切にし、その裏にある意味を理解しようと努めること
答えを間違っても恥と思わず、間違いをきっかけに興味をもつこと
人にはプライドが邪魔することが多々ある。
特に自分が得意だと、他人より優れていると思っている分野にこそある。
別の意見を他人に言われると素直に受け入れられなくても、書籍からなら受け入れられる。
自分が選んだ書籍だから。
謙虚さと好奇心忘れないでいよう。
やっぱり世界で話題になったり売れてる本っていうのは学びや気づきがありますね。
自分には関係のない世界の本もたまには読んで、人間の器を広げていく努力を続けて行かないと!