今回はお台場にある城郭「品川台場」に行ってきました。
皆さんがお台場って言ってる地名の由来となった場所ですね!
目次
品川台場(続日本100名城)
品川台場へのアクセス
品川って書いてますけど、実際はお台場にあります。
お台場から、お台場海浜公園を歩いて、第三台場までの遊歩道を歩きます。
お台場から歩いて約1.5km。片道20分ってところでしょうか。
品川台場 スタンプ設置場所
続日本100名城公式ガイドブックには潮風公園と書かれていますが、
2020東京オリンピックの為に立入禁止となっていて、
2020年8月現在は「お台場海浜公園公園事務所2F」に置いてあります。
※建物の右側に事務所へ上がる階段があるので、そこを登っていくと置いてあります。
台場公園(第三台場)
品川台場は、1853年6月のペリー来航により、江戸湾を守るために、江川英龍(伊豆韮山代官)により造営が開始された砲台付き防御施設です。
・ざっくり基本情報
計画では、海上に12個計画予定だったが、完成したのは6基。
そのうち残っているのは台場公園になっている、第三台場。
と、研究用に残している第六台場(立入禁止)。
他の台場は撤去されちゃいました。
海上に作るのが大変だったので、計画して陸地側に作ったのが「御殿山下砲台」。
これは、品川宿の近くにありました。(現在は案内板が残っています。)
・石垣
近くに行くと、結構高い石垣が積まれています。
形からいって、打込接布積(うちこみはぎぬのずみ)でしょうか。
また、石垣の最上部には武者返(跳出|はねだし)も見られます。
・砲台
レプリカのようですけど等身大ではあるようです。
・陣屋跡
勤番者の居住地だそうです。
ほかにも、火薬庫跡やかまど跡もあります。
夏場は意外と草木が茂っていて道が分かりずらくなってます。冬場の方が楽しめるかもしれませんね。
第六台場(立ち入り不可)
完成した台場の内、3、6以外は埋め立てられたり、崩されたりしてます。
第三台場は一般の方が立ち入れる史跡公園として、第六台場は当時のまま保存するのを目的として残したのでしょう。
第六台場は船でしか上陸できませんが、第三台場から見ることは出来ます。
日本城郭検定 過去問題
会津若松藩、忍藩、川越藩の3つの譜代藩が担当
完成した台場の防衛は、川越藩(第1台場)、会津若松藩(第2台場)、忍藩(第3台場)が担当
予備知識がなくてもお城見学は楽しめるかもしれませんが、知識をちょっと身に付けるだけで、得れる内容は5倍にも10倍にもなるのでお薦めです。