今回は徳川御三家(尾張、紀伊、水戸)ではなくて、徳川吉宗時代から始まった徳川家御三卿についてゆかりの地を歩いてみることにしました。
御三卿ゆかりの地
徳川御三卿は田安家、清水家、一橋家ですが、地名でもないし、なんだこの名前?と思ってましたが、これは江戸城に敷地を与えられた場所から来てるんですね。
江戸城の地図をみたら、北の丸付近に御三卿の名前が付いた、門や橋がありました。
田安門(田安徳川家)
この付近に田安徳川家が住んでました。10万石。
一ツ橋(一橋徳川家)
この付近(竹橋付近)に一橋徳川家が住んでいたみたいですね。10万石。
清水家と田安家とはちょっと離れています。
清水門(清水徳川家)
清水家は田安家とお隣通しです。10万石。
ちょっと北の丸を2家で分割したって感じの区割りです。
北の丸公園
北の丸公園は日本武道館が建っているところです。
武道館は清水徳川家の屋敷跡ですね。
田安門を渡ると、九段下方面へ出て行けます。
・近衛歩兵第二連隊記念碑
大日本帝国陸軍の連隊(単位)の一つ。
天皇や御所の護衛を目的とする軍隊。
日本史の知識が殆どなかった時は、五摂家の近衛家とか政治家の近衛文麿とかと混乱したな。
知識のない人のレベルってそんなもんですよね。興味ないから理解する気もないし。
・日本武道館
意外と初めてきたかもしれません・・・・。
九段下
田安門を出ると「九段坂」の説明板があります。
右側が九段下。右側にそって傾斜がそこそこある坂道になっています。
昔は急な坂だったので九つの段があったことから「九段下」っていうんですね。
有楽町から北の丸公園へ、そして九段下から神保町を経由して東京駅前。
合計8kmっていうなかなかの長距離散歩になってしまいました。
でも、江戸内ではほんとに小さな地域。江戸って広いから本当に何回でも何日でも楽しめますね。