【DNS】SPA TRAIL2019

【DNS】SPA TRAIL2019

2019年6月23日に群馬県草津温泉で行われたスパトレイル2019。
悪天候(降雨)が予想されたためDNSしました。

この判断についてブログで考えてみたいと思います。

スパトレイル2019

人によっては、
「参加費払っているのでDNSなんて勿体ない。」とか、
「走れば何とかなるよ。」とか、
「雨の中で走るなんてそうないよ!」とか、
言いますが、個人的にはすべて無視します。

人によって体質や価値観が違う訳ですからね。

大切なのは自分が決めた基準で自分でやるかやらないかを決めること。

他人の言葉に従って行動すると、自分にとっての正しい判断ができません。

自分の体質と相談

さて、自分の体質は「脱水症状」と「低体温症」を起こしやすい体であるということ。

最近はトレーニング成果もあって、フルマラソンでサブ3.75ペースで走っても脱水症状にはならなくなりました。

しかし「低体温症」は調子に乗るとすぐに襲ってきます。
雨が降って体が濡れた状態で、走っていない(体温が上がっていない)と、容赦なく寒気が襲い一巻の終わりです。

雨が降っているかどうか、降っている時間は?、その時の気温は?、総合的な判断が必要です。

トレランに対する自分の実力

自分の体質は、過去どのような状況で起きたのか、また、どのような状況だと乗り越えられるのか。を把握することが大切です。

状況を把握できていないのであれば、出場は避けた方が無難。

今回はトレイルランっていうあまり参加しない種目で、かつ38kmというトレラン史上最長距離に挑戦でした。

ゴールまで何時間かかりそうなのか、経験や判断材料が全くありません。
つまり最低一回は、好天時にある程度の経験を積む必要がありました。

当日の天気予報と結果

ということで、大会場所である草津町の天気予報とずーっとにらめっこしていたのですが、前々日から前日にかけて、天気予報は悪化傾向でした。
気温は15℃くらい。これに雨が降って体が濡れているとちょっと危ないかなという感じ。

今までの経験則では、
ウルトラマラソンの終盤で体力が無いときに、日没後14℃を下回ると低体温の可能性があると、見ています。

降水確率も夜にかけて高い状態。雨降る可能性が長時間続きますよと。
そして、前日の天気予報では雷マークまで。これは大会終了後の時間帯予測でしたが、天気は良く前倒しするので。

上記の天気予報を見て、今回はDNSを決断しました。

そして大会当日。天気は幸運にも雨も降らずなんとか持ったようです。
後半少し雨に降られたというレポもありましたが、終日降り続くとか土砂降りとかいう訳ではありませんでした。

でも、これは結果論。
「出とけば良かったじゃん」にはなりません。たまたま運が良かっただけです。

一か八か出ちゃえというのは危機管理がなっていない。
もちろん、こんな状況でも体質的に大丈夫って過去の経験から分かっていて参加している分には問題ないと思いますよ。
危機管理出来てるんですから。

スパトレイル大会の出走率

スパトレイルHP

公式HPにリザルトが出てました。自分が出ようとしていたKTK38km。
エントリー数233人に対して、DNSは42人。出走率は81.9%でした。

みなさんこんな雨でも参加されるんですね。

でもトレランやってる人たちは体の強い人が多いですからね。(私見です)
私自身も一度でも70kmくらいのトレラン大会を悪天候で完走して低体温も起きなかったら、38kmなら何の問題も無く出そうですけど。

欲しかった参加賞Tシャツ

さてトレラン大会の良いところは、カッコいい参加賞が多いこと。
マラソン大会のTシャツはデザインがヘボかったり、使いづらいサイズのタオルだったりと、残念大会が多いです。

今回はDNSしても参加Tシャツだけでも貰えたら嬉しいなと思っていたのですが、後日郵送してくださいました!
シンプルですけど、普段着でも着れそうなノースフェイスのTシャツです。

今後はトレラン大会も沢山出て場数を踏んで、強い体を作って全天候型ランナーを目指したいと思います。