干支を理解して歴史を楽しむ

干支を理解して歴史を楽しむ
2019-12-31
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今日は歴史書などを読んでいるとドンドン気になってくる、干支について理解してみようと思います。

干支(えと)

第9回天文宇宙検定で下記のような問題が出題されました。

今年2019年の干支(えと)は己亥(つちのとい)である。来年2020年の干支は何か?

しっかり理解できていないと同じような用語で混乱しますね。
ひとつひとつ丁寧に抑えていきますよ。

干支(えと)とは?

十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60を周期とする数値。
 ※別名として六十干支(ろくじっかんし)、十干十二支(じっかんじゅうにし)とも言う。

十二支は聞いたことあるけど十干って何だろう?

・十二支(じゅうにし)

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類。
おなじみの「今年は何年だね!」っていうのに使いますね。2020年はネズミ年。自分は辰年生まれ。とか。

でも、それ以外はあまり日常では使わないですね。
しかも、十二支の事を干支って呼んじゃってますけど厳密には間違いなんですね・・・。

・十干(じっかん)

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類。
(コウ・オツ・ヘイ・テイ・ボ・キ・コウ・シン・ジン・キ)

今では物の順番・等級・種類などに使われますけど、 甲・乙・丙・丁 くらいまでですね。
十二支より馴染みがありませんね・・・。

鳩サブレー(干支パッケージ)

10と12の最小公倍数は?

さて、干支は十二支と十干を組み合わせて60の周期を作るってありますけど、組み合わせたら120になりそうだけど・・・。

この勘違いは最小公倍数を理解する必要がありますね。

10(十干)の倍数 : 10、20、30、40、50、60
12(十二支)の倍数 : 12、24、36、48、60

上記のように、最小公倍数は60。ここから60の周期が来てるということ。

十干と十二支を組み合わせる

あとは順番通りにならべて組み合わせてたら干支の完成です。

十 干: 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
十二支: 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未

十干の方が十二支より短いので途中からずれてきますが、最小公倍数の60で終わりが奇麗に重なりますね。なので、来年の干支は十干と十二支ともに次の順番へスライドすれば導けます。

上記の天文宇宙検定の答えは、
2019年:己亥 → 2020年:庚子 です。己の次は。亥の次はですから。

日常使わない十干の順番は覚えておかないとダメですけどね(汗)

歴史と干支

干支が使われている用語は沢山ありますよね。

・還暦

60歳の誕生日の時に還暦の祝いしますけど、還暦って生まれた年の干支に戻るってことなんですね。
昨今は、干支と十二支が同じような意味で使われてしまっているので、意味が分からなくなってそうです。

・甲子園

阪神甲子園球場は1924年に開園したんですけど、その年の干支が「甲子」なんですね。
甲子は干支の組み合わせの1番目!なんとめでたい!

・壬申の乱

壬申の乱(大友皇子 vs 大海人皇子)は天武天皇元年に発生。
天武天皇元年の干支が「壬申」にあたるんですね。