西国三十三か所、坂東三十三か所、秩父三十四か所は、それぞれに結願がありますが、三つ合わせて日本百番観音になります。
三十三か所を3つ足すと99なので、秩父は三十四か所に。
秩父最後の札所(34番水潜寺)は秩父巡礼の結願寺でもあり、日本百観音巡礼の結願寺でもあるんですね。
そんな、秩父三十四ヶ所観音霊場は秩父市を中心に狭い範囲に集中し、一番から三十四番まで一巡が約100km程度の道のりなので、自分の足を使った徒歩orランでの巡礼に挑戦していきます。
秩父市へのアクセス
車でのアクセス
秩父市へ行くには車は結構不便です。なぜなら、秩父の付近に高速道路が通っていないからです。
圏央道の青梅ICか入間ICから国道299号線へ。舗装はされているもののクネクネ道を1時間30分以上は運転しないといけません。
または、関越道の花園ICから国道140号線ですね。
時間帯によっては飯能付近では渋滞も頻発です。。。
でも車で秩父巡礼される方は仕方ないですけどね。
電車でのアクセス
池袋駅から西武池袋線の特急レッドアロー号に乗れば、秩父駅まで約80分ほどで到着します。
特急レッドアロー号は1時間に1本程度しか運転してないのでタイミングもありますが、早くて便利ですね。
料金は、乗車券(780円)と特急券(700円)合わせて1,480円でした。
特急を使わずにも行けますが、時間は1時間40分と相当かかりますよ。
特急電車の場合は、飯能駅で進行方向が逆になるので座席を移動させないと西武秩父-飯能間は後ろ向きに進みます(座席を変える人は殆どいませんが)。
また、GWなどには羊山公園の芝桜があったり、イベントがあると、特急は終日満席になったりするので、事前に特急券購入しておくとか準備が必要です。
歩き巡礼の場合は、西武電車をフル活用しましょう。
西武電鉄おまけ情報
西武秩父駅の近くには乗車券が安く購入できる自動販売機が設置されています。
全線利用可能な株主優待券の切符なのですが650円程度で販売。100円程度ですがお安くできますよ。
秩父市内でのアクセス
秩父札所巡りで使える公共交通機関は、西武バスと秩父鉄道になりますね。
西武バス
30番台の札所になると路線バス沿いにお寺が無いことが多いので大変かもしれませんが、大方の札所巡りでは便利ですね。
問題は運転間隔でしょうか。都内のように次から次へとバスが来るという恵まれた状況ではありません・・・。
また、秩父バス1日乗車券(1,000円)もあるみたいですね。バス車内で購入できます。
秩父鉄道
札所巡りでは限られた場所しか使えませんが、秩父市内のアクセス手段です。
お得な切符なんかも売ってますね。
秩父市のホテル
秩父市周辺にはお手頃なホテルが少なく、立地も西武秩父駅周辺になってしまうと思います。
でも、秩父の中心は西武秩父駅。ここだとバス路線も秩父電鉄も走ってますし、コンビニや温泉施設、食事する場所も豊富なので便利でしょう。
なかでもお世話になった便利なホテルをご紹介
ホテルルートイン秩父
西武秩父駅から歩いて1~2分のところにある有名チェーン店です。
ホテル下に10台ほど停めれる第1駐車場と道路を挟んだ場所に第2駐車場があります。
外観は少し古い感じがありますが、館内はとっても清潔で奇麗です。
ルートインなので朝食が無料でついていて、コインランドリーが3Fにあって、大浴場は付いていません。
秩父市内にあるビジネスホテルの中では少し料金が高いですけど、高いだけの価値はありますね。
コンビニもセブンイレブンとファミリーマートが200mほどの距離にあって、すき家などのファストフードもあります。
食事や買い物には全く困りませんよ。
みやびホテル
ワンルームマンションを改装した、最近オープンしたホテル。
西武秩父駅まで歩いて5分ほど。11番札所「常楽寺」に近いです。
ワンルームを改装したと書くと残念な感じがしますが、普通のビジネスホテルより部屋が広くて良いんです。
ファミリーマートが一番近いコンビニで歩いて2分くらい。
10分も歩けば、道の駅秩ちちぶやウニクス秩父っていうショッピングモールへも容易に行けて便利です。
白衣を着てチェックアウトした方を見かけたので、秩父巡礼される方も利用されてますね。
ランドリーも設置されているので連泊でも大丈夫。
特筆は朝食バイキング。これは付けたほうが良いですね。いろんな種類があって毎日食べても飽きません。
→ みやびホテル