2019年はおかげさまで、西国、坂東、秩父の観音霊場を巡って、無事に100観音霊場の結願を果たしました。
ということで、次は満を持して、巡礼の最高峰「お遍路さん」を始めていきます!
お遍路さん|四国八十八ヵ所巡礼の旅
お遍路さんの巡礼の順番は?
とりあえず計画で方向性だけは決めとかないといけませんね。
お遍路さんの巡礼方法はいろいろです。
・通し打ち 一度で88の札所すべてを回る → まあ無理だよね・・。
・区切り打ち 何回かに分けて巡礼する → こちらが現実的です。
・順打ち 1から番号順に参拝する事(一般的)
・逆打ち 88番から参拝。閏年にやると順打ち3回分のご利益あり
・乱れ打ち 順番を気にせず霊場を回る
観音霊場では、
・坂東 → 区切り打ち&乱れ打ち&基本、マイカー
・西国 → 区切り打ち&乱れ打ち&基本、公共交通機関
・秩父 → 区切り打ち&順打ち&ラン&ロードバイク
でしたね。
お遍路さんでは、区切り打ち&順打ちを基本にして、乱れ打ちになったら流れに従おうと思います。
また、お遍路さんを楽しむために移動手段にも拘りたい!
マイカーだけじゃなくて、公共交通機関、ラン、歩き、ロードバイクなど、その区間を楽しめる手段を使っていきたいと思います。
また、今のところお遍路さんを2回することは考えていないので、じっくり楽しもうと。
※飽き性ですし、同じこと2回するなら新しい事やりたいもん。
持ち物(お遍路スタイル)
こちらも非常に迷いますよね。
ガイドブック等を読むと、あれも必要、これも必要になってしまいますが、持ち物なんてのは自分で決めちゃえばいいと思います。
お大師さんはいろんなお遍路スタイルを許してくれるそうですよ。
あまりガチガチで堅苦しいと敷居が上がってしまって、気持ちが萎えちゃいますしね。
自分は観音巡礼の時は納経帳のみで回ってましたが、お遍路さんは多少ガチ目に。
・納経帳(約2,000円)
これは必須ですね。これが無いと御朱印頂けませんし。
・納札(おさめふだ|約200円)
今まで気にしたことなかったのですが、納札は納経帳の次に大切です。
お接待のお礼で納札をお渡しするからです。
お接待される方は言わないけど、巡礼者から納札を頂くのが嬉しいらしいのです。
・白衣(びゃくえ|約2,200円)
いかにもという格好があまり好きじゃないので、買おうか迷いました。
でもお遍路さんは観音巡礼より白衣の方も多く、着てみたら気持ちが引き締まりました。
巡礼っぽい格好をしないとお接待もなかなか受けられませんよ。
・輪袈裟(わけさ|約1,500円)
白衣を着ない代わりに輪袈裟だけでお遍路しようと思ってましたが、白衣買ったので、これは要らなかったかもしれないですね・・。
・経本(きょうほん|約700円)
お経が書かれた本です。要らないかなとも思ったのですが、安いし小さいので持っておくことに。
こういうお遍路さんに必要なものは、すべて、一番札所「霊山寺」さんで買うことが出来ますよ。
おススメされたけど、まだ購入していないもの
ガイドブックやお接待でのアドバイス等で必須アイテムのように言われる中で、まだ買って無いものは下記の通りです。
・菅笠(すげがさ)
・金剛杖(こんごうつえ)
・念珠(ねんじゅ)
・線香(せんこう)
・ろうそく
・ライター
「線香」と「ろうろく」は、まとめ買いのような感じになるので、乱れ打ちの場合は余ってしまって持ち帰りに困ります。
これは都度買いになるでしょうね。
菅笠、特に金剛杖はお大師様の化身で杖を持って歩くことで「同行二人」になると。
でも、ラン巡礼の時邪魔ですし、白衣も着ているので、とりあえずスタート時点ではパスしました。
先達さんのアドバイスは聞きますが、鵜呑みにはせずに、判断は自分で考えてやります。
自分で決めたいですし他人のせいにしたくない、買う必要があるなと感じたら、その時は買います。
いきなり全部そろえようとすると、20,000円ほど費用が掛かりますよ。
まあ、お遍路さんすること自体お金掛かりますから、そんなケチ臭いこと言わないと思いますけども。
実際に行ってみよう!
お遍路さんに向けて、やっぱりガイドブックで勉強とか計画とか想像とかしますよね。
でも、一歩踏み出さないと何も始まりません。
実際に経験することで、足らないものは何かとか、コツや工夫を自分で見つけて行くのだと思います。
それこそが、現代の修行じゃないかなと思います。
これから、満願までどれくらい掛かるかわかりませんけど、途中で投げ出すことだけは無いように一つ一つ重ねて行きたいと思います。