【DIY】温水洗浄便座を交換

【DIY】温水洗浄便座を交換

2019-07-08

約15年前に買った温水洗浄便座がいきなり壊れました。
リモコンで操作する温水便座だったのですが、電池を交換してもリモコンが利かなくなって、にっちもさっちもいかなくなりました。

リモコンの交換を企むも、古すぎて生産終了とのこと。
しかたないので、温水洗浄便座を交換することにしました。

最近の温水洗浄便座

さて、温水洗浄便座なんて15年間気にもしてなかったので、どんな性能があって、どれくらいの費用かまったく予備知識がありません。
さっそく、現地(家電量販店)に行って市場調査です。

温水洗浄便座は、パナソニックとTOTOが2強ですね。
トイレだけあって清潔を保つ機能が付加価値になっていて価格が変わってきます。

最高級は泡の力でコーティングしたり汚れから守ったりとで、価格は99,800円

それに比べて、シンプルな機能の物は18,800円。この80,000円もの差は何なんでしょうね・・・。

パンフレットも頂いて、自宅で必要な機能などを熟考します。
ある程度の勢いは大切ですけど、1万円超えると衝動買いはちょっと危険ですよね。

今までの経験を踏まえて選択

色んな機能があって迷うのですが、これでも温水洗浄便座を15年も使い続けてきたユーザーです。
過去の経験をもとに考えます。

ポイント1 省エネ 瞬間式 vs 貯湯式

これはシャワーを使う時だけ温めるか、ずーっと温めているかの方式です。瞬間式の方が省エネで価格が高いです。
じゃあどれだけ省エネになるかというと、
 瞬間式 約1,780円/年
 貯湯式 約3,810円/年

結構、電気代節約できるなと思いますか? 年間2,000円の節約で、価格差80,000円もの便座かったら取り返せないですよ。

あと、今使っているのが貯湯式だったというのも大きいですね。

ポイント2 清潔 付加価値の泡コート

泡コート機能があると、
汚れが落ちやすい!輪じみが発生しにくい!飛びハネにくい! らしいですが、とうぜん相対的な表現ですね。

あれば良いな機能。今まで使っていた温水洗浄便座はこんな機能なかったですが困ったことはありません。

ポイント3 快適 ワイヤレスリモコン、便ふた自動開閉

今回壊れた温水洗浄便座はワイヤレスリモコンの不具合によって交換を余儀なくなれました。
本体にも操作ボタンがあったら、こんなことにはならなかったと思っていますので、リモコン機能は排除しました。

また、便ふた自動機能。
トイレに入ると勝手にフタが開いて感動するんですけど、はっきりいってあまり使いませんでした。
体が不自由になってくると便利なのかもしれませんが、我が家のライフスタイルには無駄な機能でした。

他にも何点か気になる機能がありましたが、今までの経験上シンプルさを取りました。


最終的には一番安い温水洗浄便座に決めました。
「無いと困る」機能は採用して、「あると便利」機能は容赦なく捨てる という考え方です。

撤去・設置工事はプロに任せる派

私の考え方は「その道のプロにお願いするのが一番」っていうのがあって、自分があまり知らない分野はよくお任せします。
逆に分かっている分野は自分でサクサクやっちゃいます。パソコン関係の設定とかね。

温水洗浄便座の取り換えはそんなに難しくないよと言われてますが、水回りだしで怖いし、面倒くさいので、お金払って解決と思ってました。

取付費用が8,000円
撤去費用が2,000円
 
の合計10,000円(買替え購入時)です。

これくらいならいいやーと思ってましたが、なんと業者手配に一か月待ちと言うではありませんか!!
今は7月。なんでもクーラー設置作業に業者さんが全部持っていかれているとのこと。

クーラーと温水便座の設置業者は同じということにもビックリでしたが、さすがに一か月も待てません。

今回は仕方なく自分で温水洗浄便座の交換をすることにしました。まあ、10,000円浮くしね。

大変で時間がかかるのは工事内容の把握

ということで、家で交換開始なのですが、自分の知らない分野なので、まあ億劫です(笑)
いつもはサクサク物事を始めるのですが・・・。

今回の交換で大切なことは、作業をやり始めるとトイレが使えなくなるということですね。

なので、まずやり始めたのが、施工説明書を見て、実際のものを見て、交換作業を頭の中で想像するということでした。
でも、興味が無いので、なかなか頭に入ってこない(笑)

グダグダしながらも、施工説明書と開封物を眺めていくと、交換の行程がなんとなく見えてきました。
全体感を把握できたと感じてから作業開始です。

作業前の全体感把握に1時間。
交換作業自体には45分くらい掛かったと思います。

思ったより簡単だったかな。
でもこれは、同じメーカーの温水洗浄便座への交換作業だったからかもしれません。

メリットは水回り配管の理解

最終の試運転を実施して、水漏れも起きることなく、無事に温水洗浄便座の交換を完了することができました。
10,000円節約できましたし、時間もあまり掛からなかったので、結果良かったかなと思います。

でも、一番良かったと感じたのが、トイレ周りの配管を把握できたことです。
一旦把握すると簡単なのですが、マンションを購入してから15年間くらい、まったく把握できてませんでした。

万一水漏れが起こった時に、まずどこを応急処置したら良いかも分からなかったが分かるようになりました。

個人的には、この把握が一番良かったかなと思います。
あと、トイレの裏側も奇麗に掃除したので、トイレ室全体が奇麗になりました。

工賃の節約ばかり頭にありましたが、別のメリットを痛感出来たら、他の交換もやってみようという気になりますね!
さすがに大物の冷暖房機とかは嫌ですけど。。。