しまなみ海道ツーリングDAY1

しまなみ海道ツーリングDAY1

念願のしまなみ海道をロードバイクで走ってきました。

しまなみ海道とは?

広島県尾道市から愛媛県今治市まで、6つの島をつなぐサイクリングロードのことです。
距離して片道70~80km。時速20kmのスピードで約4時間ですね。頑張れば一日で走破できそうです。

島と島をつないでいる7つの橋は高速道路と並走、それ以外は一般道と並走します。
道路に青色の線が引かれているので、誰が見ても一発で、「あ、ここしまなみ海道だ」って分かるようになってますよ。

しまなみジャパン

1日目の走行ルート(大三島→大島ピストン)

いろいろと検討したのですが、今回は尾道→今治というルートはあきらめて、大三島を起点に今治側ピストン(1日目)、尾道側ピストン(2日目)にしました。

これは下記の理由からです。
・ロードバイクをマイカーで運んだ為に車を無視できないこと。
・尾道→今治のピストンは距離が150kmにもなって日帰りは無理と判断したこと。

そのために、大三島に宿泊することにして車をここに約2日間駐車させてもらうことにしました。
結局、今治と尾道へは行くことが出来なかったのですが、それは次回へのお楽しみということで。

輪行だとそんな心配いらないんですけどね。
でも、車だと着替えとかいろいろ車内に置いておけるので便利。

メリットデメリットがお互いありますから、どっちを選択するかですね。

大三島(サイクリストの聖地碑)から出発

初めてのしまなみ海道。
大三島に「サイクリストの聖地」という有名なところがあるのは知ってましたが、それ以外はあまり調べていませんでした(笑)

サイクリストの聖地

サイクリストの聖地碑は、道の駅「多々羅しまなみ公園」に隣接していて、大三島とお隣の生口島を結ぶ多々羅大橋が奇麗に見えるところにあります。とりあえず写真を撮って出発です。

道の駅「今治市多々羅しまなみ公園」

目的地は、道の駅「伯方S・Cパーク」

とりあえず青い線を辿っていけば目的地に行けるだろうと、そんなに遠く無くて休憩もできる施設を目指すことにしました。
そう、伯方の塩で有名な伯方島。そこにある道の駅です。距離にして約8km程度とお気軽距離です。

道の駅「伯方S・Cパーク」

大変だったのは気温。7月下旬で最高気温は30℃近くだったので熱中症にならないように無理しないペースで進みました。
この道の駅では、伯方の塩アイスがご褒美です♪

ここで感動したのが橋へのアプローチ。
自転車と歩行者専用の道があって、ゆるやかな登りになっています。登り切って橋に乗り込みます。

橋へのアプローチ道路

初めはどうやって橋を渡るんだろう?
と思ってましたが、ブルーラインを走って案内表示を見ていれば分かります。決して自動車と同じ入り口から入っちゃだめですよ。

下記の写真のように、橋の入り口付近から「自転車歩行者入口」の看板と距離が書いてある標識がでてきます。

実際の入口は自転車と歩行者が進めればよいので、道路より細い道が接続しています。
青い線もしっかりありますよ。

自転車と歩行者はいつもペアなのですが、原付道が別になっている橋もあります。
自転車と原付道が同じところもありますので、標識をしっかり見ておきましょう。

橋へ向かうアプローチ道は徐々に登っていくので、橋が見えたり眺望が良くなったりしますし、車が来ないので走りやすいです。
でも、斜度を緩やかにするためにカーブが多く距離も長めになるので、登りは少し大変、下りはスピードが出過ぎないように注意ですね。

橋に入る直前は無人のゲートがあります。
原付は通行料がかかりますが、今のところ自転車と歩行者は無料でした。

橋も自動車道路とは完全に分かれています。
基本的に原付は自転車道と同じ道路を走りますから、原付には注意。

自動車と違って、自転車は橋の端っこを走りますから、瀬戸内海の景色は車の中で見るより最高です。

橋の途中には、写真スポットがありますねー。
自動車は高速道路で止まることはできませんが、自転車は止まって橋の上からの景色をゆっくり楽しむことができるのもサイコーです。

最後の大島はなかなかのアップダウン道

伯方島はそんなに大きくないので、すぐにお隣の大島へ突入することになるでしょう。
ここでの目的地は、やっぱり道の駅「よしうみいきいき館」。

道の駅「よしうみいきいき館」

大島は大きい島で、伯方・大島大橋を降りてから、道の駅「よしうみいきいき館」まで、10kmほどあります。
平地の10kmだとまだ良かったのですが、途中に宮窪峠があって、ここをピークに結構長いアップダウンがあるんです。

この大島を走ってる時間は、気温が一番高くなる14時頃だったので、なかなかヘビーでした。
途中にコンビニや自動販売機はあるので、無理せず体を冷やしながら進みました。

自転車にとって峠は行きは大変ですけど、帰りは下りになってご褒美タイムですね。
宮窪峠は上に高速道路が通っているのか日陰になっていてベンチもあって、休憩しているサイクリストも見かけました。

そして道の駅に到着。
目の前に見えるのは、四国へ向かう最後の橋「来島海峡大橋」

これを渡ってしまうと、起点の大三島からさらに遠ざかってしまうので時間的にDAY1はココで終了です。

同じ道でも方向が違えば違う景色

帰路の大島から大三島へ向かう頃には時間も進んで、太陽も傾きはじめ道路に日陰が出来始めてました。
おかげさまで往路より暑さにバテルことなく走ることが出来ました。

それにしてもしまなみ海道はサイクリストに優しいです。
下記のような地図付きの案内図も島のポイントに設置されてます。(橋を降りたところに多いかな)

今治市方面へ向かって走っていると、1km毎に距離表示が出てきます。
こういうのがあると走っていても安心ですね。

結局、道の駅「今治市多々羅しまなみ公園」(大三島)→道の駅「よしうみいきいき館」ピストンで50kmでした。
道の駅ではゆっくりと休憩を含んで約4時間です。平均速度は15km/h。

さて、明日DAY2はどんなしまなみ海道ツーリングになるんでしょうかね?
今日以上に暑そうですけど・・・。